科目名: 経済学史研究
担当者:  哲男

対象学年1年 クラス[001]
講義室S702院講義室 開講学期前期
曜日・時限水4 単位区分選択
授業形態一般講義 単位数2
準備事項
備考

講義の目的・ねらい(講義概要)哲学的基礎、歴史的展開、理論と政策のそれぞれの分野に留意しながら、主として
イギリス・アメリカ・ドイツ・日本における経済学説史についての理解を深める。ほぼ
テキストに沿って講義を進めるが、主要な目標は、あくまでも現代経済学・思想の
基礎的な理解の習得である。
講義内容・演習方法(講義企画)"第1回 経済学方法論 進化論と経済学の関係
第2回 重商主義 ロックとヒューム
第3回 重農主義 実物的経済論
第4回 自由主義の経済学T スミスにおける利己心、共感、自然価格
第5回 自由主義の経済学U 国家の役割と公共の利益
第6回 自由貿易主義 リカードウ
第7回 農業保護主義 穀物法論争とマルサス
第8回 功利主義と経済学 ベンサムとJ.S.ミル
第9回 資本主義批判の経済学 搾取と資本の有機的構成の高度化
第10回 福祉国家の経済思想 新自由主義、マーシャルとシュモラー
第11回 進化論的経済学 顕示的消費と株式会社
第12回 創造的破壊の経済学 シュンペーターとイノヴェーション
第13回 マクロ経済学の展開 J.M.ケインズの経済思想
第14回 自生的秩序と産業国家 ハイエクとガルブレイス
第15回  まとめ"
評価方法・評価基準概念理解の正確さ、発言内容の明晰さの向上・改善の程度を重視する。平素の授業態度(発言内容)、レポートの成績で評価する。
履修の条件(受講上の注意)
教科書自由と秩序の経済思想史 高哲男編著 名古屋大学出版会
参考文献参考文献
経済思想史辞典 丸善
指定図書
暮らしの中の経済思想 高 哲男著 知新出版研究所
特記事項(その他)経済理論を専攻しない院生、留学生、社会人の院生については、読みやすいテキストを別途配布する。